2018年以降の記事はGitHub Pagesに移行しました

kawasaki.rb #010 で発表してきました #kwskrb

あらすじ

詳細は主催者の @chezou さんのまとめから。

kawasaka.rb というコミュニティを知り、参加。

はじめて LT した!

流れ
  • 今回予定されていた LT の 1 本が @chezou さんの「はじめて翻訳記事を書いたら300ブクマ超えた話」
    • ブログ記事とソフトウェアのドキュメントの違いこそあれ、方向は大分近いかも
  • 流れで 次枠の LT に入れてもらった
    • スライドなど用意していなかったため、 自分のエントリ をもとにやったことと、困っていることを発表した

初めての LT だったので緊張したが、得るものがたくさんあった。

以下あまりまとまってない内容

当該記事の中で、自分が困っていると思った項目のうち、「原文はどうしよう?」というところに焦点を当てた。

困っている項目はこんな感じ。

  1. 意訳 or 直訳?
  2. 原文はどうしよう?
  3. 誰が、どこで、どう管理するか?

※ 「誰が、どこで、どう管理するか?」に関しては、プロジェクトの方針を決める人たちが「こうしたい」と決めたら、それを尊重するのが一番よいかと。 Jekyll ( jekyllrb.com )の場合は「 本家では他言語のドキュメントは管理したくない 」という方針のため、日本語用リポジトリ jekyllrb.com.jp で管理する。

ここで言う「原文はどうしよう?」には大きく 2 つの悩みがある。

  1. 原文の取り扱い
  2. 原文の更新にどう追従していくか
原文の取り扱い

原文(英語)を、まるっと置き換えてしまうと以下のような問題が発生する。

  • 翻訳チェックのため、日本語訳と原文の対応関係を調べるのは 超面倒くさい (できなくはない)
    1. 原文のリポジトリに赴き
    2. 対象のファイルから
    3. 対応している文章を探し
    4. 原文と日本語訳を比較する

これに関しては、 @melborne さんの togglate - GitHub というライブラリを使えば解決できそうという結論に。

togglate を使えば原文を <!--original --> で囲めば、翻訳と原文をポップアップ(またはトグル)で比較できるようになる。

ただし、個人的に使うにあたってちょっと思うところあり jekyllrb.com.jp - Issue #36 (まだ使いこなせていないだけの可能性もあるため要調査)

原文の更新にどう追従していくか

これが今抱えている最大の問題。

  • 原文更新追従のため、日本語訳から原文の更新箇所を特定するのは 超面倒くさい (できなくはない)
    1. 原文のリポジトリに赴き
    2. 対象ファイルの diff を取り
    3. 更新箇所の差分を確認し
    4. 日本語訳の対応部分と比較し
    5. 原文の変化にあわせて日本語訳も書き換える

愚直にやろうと思えばできそうなんだけど、それは嫌だ。

さてこれを如何に楽にやるか。他のプロジェクトでどうやっているのか気になるところ。

ここがうまく自動化できれば、円滑に進められそうなんだけどなぁ。


……と、考えている間に togglate がアップデートされました!

素晴らしいオープンソースプロジェクトにおける翻訳者たちの憂鬱とその緩和

togglate commentout で更新への追従も自動化できそう!